法政の逆襲12〜衝撃〜

東大「眠くなってきたな、どこか泊まるか」
法政「そうしますか」

ドッカァァァァァン!!

法政「な、何!?」
東大「一橋達の基地が………!!」

突然、東大軍の基地が大爆発を起こした。
一橋「な、何事だ!!」
慶應「京大軍からレーザーのようなものが撃ち込まれました!」
一橋「く…新兵器か!?応戦しろ!!」

阪大「慌てていますよ、奴ら」
京大「今のが宣戦布告代わりだ。一気に全軍で攻め込むぞ!今日中に終わらせてやれ!」
兵士達「お〜〜〜〜!!!!!」

東工大「何だ、今の轟音は!!」
理科大「開戦のようです!どうしましょう!?」
MIT「この国の事情はこいつのおかげでだいたい分かった。殺戮ゲームを楽しむか」
工作員C「何でもお聞き…」
グシャ!!
工作員C「ゲバッ!」
東工大(一橋、あの時の借りは返させてもらう…)

名大「とうとうおっ始めやがったぜ!」
北大「神戸達は間に合わなかったか…出陣だ!」
神医(神戸………)

立命館「始まったな、俺は京大さんの所へ行く。死ぬなよ…」
同志社「お互いにな…」



〜〜
両親との再会を果たしたICUは、早急に日本へと向かった。

ICU「ちっ・・・不覚にも資金が底をつくとは。船を利用したので予定より時間がかかってしまった。」
           サー・・・サー・・・(波の音)
(スワースモア)「ICU、お前に先祖より伝わる魔法の言葉を教える。」
(アマースト)「いいことICU?必要とされた時以外、決してこの言葉は発してはいけないわ。本当はこの言葉が必要とされないのが一番いいのだけれど。」
(ICU)「わかったよ母さん。父さん、準備はできています。教えてください。」
(スワースモア)「そうか。では、一度しか言わんぞ・・・・・
               「旦那!旦那!」
ICU「!?・・・すまん。うたた寝をしていたようだ。で、何かようか?そんなに急いで。」
船員「外を見てくだせー!もう日本につくんですが、東京のあたりで煙が!」
ICU「なに!?もう全面戦争に!?同志社は何をやってるんだ!急がねば。船員!もっとスピードはでないのか!?」
船員「まかせてくだせー!」
ICU「(神よ・・・私にあの言葉を言わせる気なのですか・・・?)」

                ICUを乗せた船は富士山跡の近くに着港した。



〜〜
攻撃を受けた元東大軍の基地近くに神戸たちの姿はあった。

神戸騒がしいな、今、ここを動いて見つかると厄介だ、、、
南山誰か出てきますよ?
樽商あれは、、法政抜けた後のマーチです!!
神戸君、目が良いな
樽商田舎育ちなもんで
南山静かにして下さい!、、え、、と、、彼等は、、東大と法政を追ってるようですね、、
神戸君、耳が良いな。むしろ良すぎるよ
南山田舎育ちなもんで
神戸え?ああ、そう(南山って田舎育ちだったかな、、?なんにしてもレーダーの役割に使えるな、)

ザザザザザザザザザザザザ

青学多分、この辺りにはもういないな、もう少し遠くまで行こう
明治追いついたとしても、法政はともかく東大には俺たちかなわないぞ
中央俺たちは、、只の噛ませ犬だ
明治なにっ!?どういうことだ?
中央一橋さんと東工が戦った時、あの人は工場からクローン技術の書類を盗み出していた。
  おそらく、俺たち以上の人をクローンで何体も作り上げ、それで東大たちを倒す気だろうね。
  全く恐ろしい人だ。東大傘下時はあんな性格じゃなかったというのに、、
立教そういうことだったのか、、でも俺たちは拒否する権利など無い、、、
青学明るいな、、火を燃やしているのか、、多分あそこだな!!!いくぞ!!

〜〜
法政なんか、、話し声が近づいてきますよ!!
東大恐らく追っ手だろうな、無駄な事を、、

日本今、連絡が入りました、どうやら東大を見つけたみたいです、、
一橋、、ふふ、、そうか、、奴等を向かわせろ

青学やっと追いついたぞ!!!ここがお前達の墓場だ!!!
東大法政は下がっていろ、一度に蹴りをつける
立教栄光の3番長島バット斬り
東大なにっ!
法政ぎゃぁぁぁ
東大私を先に狙わずに、法政を狙うとは、、卑怯な真似を
MARCいくぞ!!!うぉぉぉ
東大赤門!!

ズドーーーン

MARCぐはぁっ、、強すぎる、、このままじゃ、、、この薬を使うしか、、

ドギャッ!!!(MARC気絶)

〜〜
ドギャッ!!!(MARC気絶)

東大[[何者だ!!!、、上智?そんな馬鹿な!!!
上Ⅰコノクスリハ、、ワレワレガ ツカウノガ フサワシイ
上Ⅱトウダイ、オマエヲ ケス!!
東大4対1か、面倒だな、、

4体のジョウチは薬を口にした

Ⅰ&Ⅱ渡る世間は!!!学歴オンリー!!
東大ぐうっ、、なんだこの力は?一橋の時と同じ、、まさか!?
Ⅲ&Ⅳカンガエゴトヲ シテイル ヒマガ アルノカ?
東大ぐおっ!後ろからっ!?

南山後ろの方から戦闘音が聞こえますね、おそらく東大、、と追っ手
神戸先ほど、彼等の方向に向かっていった奴等は同じ顔をしているといったね?、、恐らくクローン、、
樽商クローンですって!?馬鹿な
神戸君たち2人は、このことを、すぐさま医大連に伝えてくれ、それと先に元東大軍を潰すべきだとも
   僕は助太刀に行くよ、、

〜〜
東大なんとか一体倒したが、、厳しいな
ⅠⅡⅣオイオイ トウダイサン イキガアガッテマスヨ?
東大くそっ!!
??溺れろ!!灘の銘酒!!!
Ⅱぶぼぼぼぼお、、
東大こ、神戸!?お前は敵陣のはず?何故助ける?
神戸昔はでしょ?今は貴方はどこにも付いていない。行きますよ!!

東大は神戸の助けもあり、ジョウチ4体を打ち破った。

神戸先ほどのクローンは?
東京恐らく一橋がやったものだろう、、あいつは海外とも結びついて、、くそっ!このままじゃ日本が、、
神戸、、日本の大学を建て直すには、貴方の力が必要だ。いくら腐っても東京大学なんだから、
   お願いです!日本のためと考えて、力を貸してください!!
法政あ、あれ、、神戸!?
東大やっと気が付いたか、、。気にするな、彼は何もしない。味方だ
神戸東大さん!!
東大法政、歩けるな?行くぞ
法政行くぞ!!ってどこへ?
東大終戦へ向けてだ!もう一肌脱ぐことにした
神戸僕が先導します、では出発!

〜死闘〜
神戸の案内のもと、獣道をひた進む三人。
東大「この道は大丈夫だろうな?」
神戸「大丈夫です。ここは殆ど知られていません」
法政「もう一度聞きますけど、どこへ向かっているんです?」
東大「神戸達の基地だ」
神戸「正確には旧帝軍ですね。支部が名古屋にありますから」
東大「それじゃあ、神医達に再会できないぞ」
神戸「いいんです、奴らはそんなにヤワじゃない」
法政(名古屋って事は名大…?東大さんと一波乱ありそうな予感…)
東大「早くしろ法政、絶対安全というわけではないんだ」
法政「は、は、は、はい」

東大軍基地では…
一橋「ちィ、東大は逃したか…」
慶應「今なんと?」
一橋「東大を逃したと言ったのだ。足止め役にMARC、仕留め役に上智を送ったが、邪魔が入ったようだ」
慶應「じょ、上智!?奴は軍を抜けたはずじゃ…」
一橋「クローンだ。ちょうど細胞があったので作ったのだ。人格は不安定だが、実力は本物と遜色ないやつをな…」
慶應「な!この前のハーバードさんの血液の件といい、クローンといい、大学を何だと…」
一橋「黙れ」
慶應「………!」
一橋「反抗する気か?私はこの戦争に全てを賭けた!貴様は黙って従っていればいいのだ!!」
慶應「ですが…」
一橋「聞こえなかったか?京大軍は鼻の先まで迫っているんだ、さっさと行ってこい!!」
慶應「………はっ」

そして…
MIT「日本の大学ってのはこんなに弱いのか。沈めるまでもないわ…」
成蹊「た、助けて…!」
MIT「死ね!!」
ドキャッ!
東工大(あの成蹊を苦もなく…さすが七武神。一橋…待っていろよ)



〜血戦〜
先手を取り、果敢に攻め上がる京大軍。
追手門「攻めろ〜〜〜!!」
花園「東大軍をぶっ倒せ!!」
近畿「日本は京大さんのものだ!!」
大経「やっちまえ〜〜〜!!」

後手に回り、決死に守る東大軍。
國學院「絶対に守るんだ!!」
駒澤「敵を東京に入れるな!!」
日体大「関東をなめんじゃねえぞ!!」
神大「食い止めろ〜〜〜!!」

法政達はまだ獣道を進んでいた。
法政「すごい声ですね、戦場からは離れているはずなのに…」
東大「わ、私がしっかりしていれば、こんな事には………!!」
法政「と、東大さんのせいじゃないですよ!」
神戸「そうです。これは全員の責任です…僕にもあなた方にも責任はある…」
法政「大丈夫です。まだ間に合いますよ!」
東大「………」

京大軍基地では…
阪大「戦況は膠着状態だそうだ………」
京大「これでは、何のために先手を取ったんだか分からんぞ!」
阪大「しかし、東大軍の志気も高い。仕方あるまい…」
京大「…やむを得ん。レーザーをもう一発だ。エネルギー充填しろ」
阪大「バカな、我が軍にも被害が出るぞ!」
京大「東大軍如きの防衛線を破れぬ部下はいらん」
阪大「あの兵器をスタンフォードさんに頼んだのは、東大軍基地を先んじて攻撃し、敵の志気を下げるためだ!
   この乱戦下で投入するのは馬鹿げている!」
京大「だが、現に敵は我が軍と張り合っているではないか!」
阪大「………」
京大「決まったな。今度はエネルギー最大だ…!」



〜その頃の筑波大・千葉大
筑波大は朝食を食べていた。
筑波「一人きりのブレックファストってね。いただきま〜す」
今日のメニューは納豆、青汁、メロンパン…。
ひとしきり食べ終えた後…
筑波「ああ、美味かった…。それにしても最近みんな冷たいよな…
   連絡くらいくれりゃいいのに…。まあ俺もしてないけどな」
ポストの新聞を取る。
筑波「最近、新聞読んでないな、取るだけ取って放置してたな…。たまにゃ読むか」
『いよいよ東西大学戦争勃発か!?』
筑波「………なんだこりゃ。いくら平和だからって、こんな嘘記事書くなよ…。みそこなったね、新聞会社も」

ワァァ〜〜〜〜………

筑波「遠くで祭りでもやってんのかな?“殺せ”“死ね”とか言ってるし、随分過激な祭りだな…」
筑波大学は研究を再開した。


千葉大学は寝ていた。

ワァァ〜〜〜〜………

千葉「うるせえなあ…寝られねぇよ!」
しぶしぶ起き出す。
千葉「まあいいや、早起きは三文の得だし。たまにゃいいわな」
そして、大きな鏡の前に立った。
千葉「俺の腹筋、こんなにたくましくなって…今年の夏は房総半島でかわい子ちゃんをゲットするぜ!」
居間に行き、テレビをつけた。すると、大学同士の凄まじい抗争が流れていた。
千葉「なんだ?映画か?こんな朝っぱらから戦争映画かよ…
   は!?出てるの大学ばっかじゃねぇか!しかも俺が知ってる奴!!
   あいつら、俺を出し抜いて映画作ってやがったのか…くそ!!」
即座にテレビを消し、腹筋を始めた。
千葉「さあて、嫌な事は忘れて腹筋、腹筋と…」