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母は私が生まれる前から宗教活動にとても熱心でした。当時私はまだ、保育園すら入ってないくらい幼かったかったけれど(3歳)、母の宗教に対する異 常なまでの熱意は十分伝わってきました。その為私にはいつもある不安がつきまとっていたのです。そんなある日、わたしはその不安を解消する為についに思い切って、母に直接尋ねてみることにし たのです。
私「おかーたん、おかーたんは子供とちゅーーきょー(宗教)どっちが大事なの?」
母「え、・・・・・(悩)。」
私「どっちかしか取れないなら、どっちとる?」
母「・・・・・・。」
母は黙り込んでしまいました。私の不安はズバリ的中したのでした