0122 - さあ。

 ある屋敷街で小さな子供達が門のベルを押そうと苦

心しているのを見た、

通りがかりの親切な紳士が、「手が届かないのかい?どれ、おじさんが押してあげよう」

と、気軽にボタンを押した。中でピンポーンとベルの音がした途端、子供達は・・・、

「さあ、おじさん、逃げるんだよ!」